お正月には初詣! 毎年必ず参拝する方、気が向いた時しか行かないという方、人それぞれではあるけれど、初詣って本当はいつ行くものなのでしょう?
初詣とは、その名の通り、新年になって初めて寺社にお参りし、その年1年の無事や平安を祈ること。昔は元旦に参拝するものでしたが、現在は松の内に行くのが目安です。でもこの松の内がクセモノ。よく聞く言葉ですが、実はよくわかりませんよね…
門松や松飾りを飾っておく期間を松の内といいます。門松や松飾りは年神様がいらっしゃる目印ですから、松の内は年神様がいらっしゃる期間ということになります。
現代では1月7日までというのが一般的です。
しかし、大晦日から出掛けていき、まだ年が明けていないのに(まだ年神さまがいないときに)お参りをしている方もたくさんいます。あれは間違いなのでしょうか?
いいえ、間違いではありません。かつては年籠り(としごもり)として大晦日から元旦にかけて徹夜で寺社にこもる風習があり、31日~1日にまたがってお参りをすることを二年参りといいます。実は本来の初詣の名残りなのですね。
皆さんもお参りして、新年の無事をしっかりお祈りしましょうね!